燕楽舎が大切にしていること
Message
「奇跡の一万年」といわれる平穏な時代。
この間に人類の様々な文明が栄え、科学技術が発展してきました。
しかし近年、温暖化の影響で気候変動は大きくなり、自然災害が頻発。
その繁栄の時代の終焉は明らかになりつつあります。
木を石にかえることで永遠性を獲得してきたギリシャ建築に代表される
西洋文明が、世界中の都市をコンクリートのまちにかえてきました。
それに対し、幸い山林が多く、雨も多い我が国では古くから木造建築の
文化が発展してきました。伊勢神宮の式年遷宮は木造でも20年おきに
建て替えることで技術を継承し、永遠性を獲得してきました。
そして今、日本の循環性をもった生産システムが、環境保全という意味
から見直されつつあるということ。日本的な知恵によって、環境の時代
にふさわしい建築づくりに、私たちが貢献できることが身近にあるとい
うことを感じています。
代表
佐々木郁夫
Ikuo Sasaki
- 出身
- 福岡県田川市
- 経歴
- 久留米大学附設高校卒業
九州大学工学部建築学科卒業
九州大学大学院工学研究科建築学修士課程修了
- 資格
- 一級建築士、インテリアプランナー、
一級建築施工管理技士、
一級造園施工管理技士
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山を歩き、心を澄ませば万物の声が聞こえてきます。
悠久の大地の営みが生み出した起伏の中に、陽光を浴びて草木が輝き、可憐な花を付けた岩肌が陰影の表情を変えていく。小鳥の歌声、谷のせせらぎ、吹き抜ける風が心を洗う。嵐の時は山小屋の石積みと丸太組が頼りになる。
そんな大自然の情景をデザインソースにして、大地に培われた建築材料の声を聞き、質感を大切にした建築デザインを心がけています。
Works
施工事例
Home
住宅設計
住宅の設計は全ての建築物の設計の基本です。
中でも最も重視すべきは「身体性」という課題です。スケール感が合っていないとよそよそしく疎外感が出てしまいます。
人間の身体寸法にあい、また心の抑揚にも添った空間を提供するよう心がけています。
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Renovation
リノベーション
リノベーションにおいて、最も重視すべきは「社会性」という課題です。
リノベーションの要求は今あるものを最大限活かして有効活用しようという「もったいない」精神と懐かしい物に対する郷愁がベースにあります。
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Facilities
施設設計
施設設計において、最も重視すべきは「音楽性」という課題です。
施設施設の場合、それを利用する者の心の状態にうまくあった空間を提供できているかどうかが大切な点だと思います。
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